ベーシスト・ギタリストがDTMをするべき理由

2021年3月2日TIPS,ギター,ベースDAW,DTM

普段家でギターやベースを楽しむためにどんな環境で弾いていますか?アンプに繋いで?スマホで音楽やクリックを流しながら生音で?マルチエフェクター等にヘッドホンを繋いで?色んな楽しみ方があるとは思いますが、今回はPCでDAWソフトを使用するメリットについて紹介します。

録音する行為はめちゃくちゃ練習になるし楽しい

これは正直DAWソフトの利用に限った話ではないんですが、録音することはとてもとてもとても身になります。
自分では気持ちよく弾けているつもりでも録音してみるとアレ?ってことも多く、今の自分の演奏を客観的に見ることができるのでこの機会に録音する習慣をつけましょう。
昔のMTRなんかと比べてDAWソフトを利用した録音は音を重ねることも途中だけ弾きなおすような事も簡単です。
それに録音することってめちゃくちゃ楽しいんですよね。
例えば好きなアーティストの楽曲のコピーをするにしてもコピーしたものを形として残すことができるし、完成させるって行為がモチベーションになります。
なんとなくスマホやPCで曲を流しながらだらだら弾いて練習するより確実に身になるので、まだDAWソフトを利用してない人はこの機会にぜひ使ってください!

ちなみに上の画像は好きな楽曲に合わせて弾くときはこんな感じにやってます。
1つのファイルに何曲も並べておいてあとはミュートして好きな曲を流すだけ。

良いアンプシミュレーターが使える

DAWを利用する場合、プラグインという形でエフェクトをかけることが出来るのですがAmplitubeBIASなど有名なアンプシミュレーターがたくさんあります。もちろんお金はかかりますが、プラグインの場合コンパクトエフェクターを何個も買うよりもコスパ良し!!
また、ハード機材と違ってプラグインはセールになることも多くタイミングを選べばお得に買えちゃいます。

このあたりのアンプシミュレーターの紹介はまた今度別の記事で紹介しようと思います。

無料のソフトも多い(サンプル音源あり)

僕の使用しているDAWソフト、StudioOneや先ほどのアンプシミュレーターは有料のものですが、無料のDAWソフトやアンプシミュレーターもあるんです。

まずDAWソフトについてですが、これに関してはオーディオインターフェイスを購入する際に付属していることが多いので、まずはそれで初めてみるのがオススメ。StudioOneにも無料版のPRIMEというものがありますが、外部プラグインが使用できないなどの機能制限もあるので使用感の確認以外ではあまりオススメできません。

アンプシミュレーターに関しては無料で有名なものだとSTL TONEから出ているEMISSARYとキャビネットシミュレーターとして使えるNadIRなどがオススメ。
無料で使えてこのクオリティーなら練習には十分だと思います。
キャビネットシミュレーターは単体で使えるので、手持ちのエフェクターを通してオーディオインターフェイスに繋いでキャビネットシミュレーターだけをかけるってこともできます。

ベースに関してはAmpegのプラグインなどがたまに無償配布されていたり、フリーのTSE AUDIO BOD Bass Overdriveというベーシストなら誰でも一度は使ったことがあるんじゃないかっていうSansampベースドライバーのシミュレートプラグインもあり詳細は別記事で紹介してますので良ければ見てください。


今回はEMISSARYとNadIRを使用したものと、Ampegのプラグインを使用したサンプルを用意しましたので良かったら聞いてみてください。

Ampegプラグインを使用したベース
EMISSARY+NadIR プリセットを使用したハイゲインサウンド
EMISSARY+NadIR プリセットを使用したクリーンサウンド

正直すっげーいい!!!ってわけじゃないですけど無料な上にプリセットぽちっと押しただけでこれなら十分楽しめるんじゃないかなと思います。

作曲したい方、弾いたものを作品として完成させたい方に

録音することで、完成させることでモチベーションに、というのは先ほどお伝えしましたが、せっかくなら練習に弾くだけじゃなくて自分でオケを作って一つの作品にしたり、いわゆる弾いてみた系の動画を作ってみたり、自分で作曲してみたりしたくないですか?
ドラムの打ち込みなどもDAWソフトならめちゃくちゃ簡単です。
昔YAMAHAのシーケンサーやリズムマシンでこつこつ打ち込んでたのは一体なんだったのか…

まぁこれもまたこだわり出すとクオリティーの高い音源を買ったりお金がかかってしまう部分ではありますが、せっかく色んな機能があるならやってみたい!楽しそう!って思ったら触ってみてください。

じゃあデメリットは?必要なものは?

というわけでなんだかさもDAWソフトがあればなんでも出来る楽しいぞーな風に書いてきましたがデメリットは当然あります。
初期費用!これに尽きます。
何にお金がかかるのかっていうと以下ご覧ください。

・PC本体
ピンキリだけど最先端のスペックじゃなくて全然OK
ギターやベースの練習に使う程度だったら10年前のスペックでも問題ないくらいです。ただPCがあれば動画見たりゲームしたりなんでもできるし新しく買うんであれば10万くらいは予算あったほうがいいのかな。

・オーディオインターフェイス
ギターやベースをPCに繋いで録音するためのもの。これもピンキリだけど趣味で楽しむ分には\20,000以下で買えるものでも十分です。僕はSTEINBERGのUR22mk2を使ってます(サウンドハウスで¥15,000くらい) 

・スピーカーやヘッドホン
とりあえずは手持ちのものがあればそれでもおっけー!
作品を作るにあたってミックスマスタリングもするよっていうなら両方いるしそこそこのお値段のもの買ったほうがいいけど、練習に使うだけだったら自分が納得するかどうかだけの問題。
練習がメインだったらスピーカーで大きい音出すのも難しいしヘッドホンがオススメ。

・DAWソフト
機能に制限はあるけど無料のものもあります。
オーディオインターフェイスに一部の機能が制限された入門版のようなものが付いてることが多いので、まずはそれを触ってみるのがおすすめです。
それで続くようだったり本格的な作品を作りたいってなったときには上位版を買うのが良いと思います。
僕は形から入る人間なので最初から購入しました。

・MIDIキーボード
ギターやベースの練習がメインなら不要。ドラムの打ち込み程度ならなくても大丈夫。
作曲したり打ち込みの作業をしっかりやってくつもりならあったほうがいいです。

・アンプシミュレーター等
先ほど紹介した無料のものからAmplitubeやBIASなどの有料プラグインまで多々あります。
これも自分がどの程度まで求めるのかによりますが、まずは無料のものを触ってみてからでもいいかと思います。

最後に

なんだかメリットに比べてデメリットが現実的な話になってしまいましたが…
初期投資がかかっても正直DAWソフトを導入してDTMを始めたほうがいいと思います。
正直僕はギターやベースがうまいわけでもヒット曲が作れるわけでもなんでもないけど、
DAWを導入してDTMを初めて音楽が100倍楽しくなった。僕はこれがあるから今でも音楽を続けてる。
ただなんとなく弾くだけの生活は自分の上達も見えないし達成感も感じにくくて続かなかったと思う。

お金がかかるしなんか難しそうって気持ちもすごくわかるけど、全国のギタリストベーシストの皆さんにはこれを機にぜひDTMの世界に触れてみてほしいです。

今回フリープラグインとして紹介したSTL TONEのEMISSARYとNadIRはこちらからダウンロードできます。
TSE AUDIO BOD Bass Overdriveはこちらから

また、DAWソフトやオーディオインターフェイスの選び方について別の記事で紹介しているので良ければご覧ください。




TIPS,ギター,ベースDAW,DTM