Toontrack EZBass レビュー 手軽にリアルなベースの打ち込みを!!

ベース,レビューDTM,ベース音源

ベーシストなのになんでベース音源なんか買ってるんだってツッコミも入りそうですがそれはそれとして…
触ってみて今のベース音源ってこんなに凄いんだなーってビックリしました。曲作るときにベースを打ち込むことは勿論あるんですけど、最終的には自分で弾くので普段はDAWに元々付属してる音源で打ち込むくらいだったんですよね。
そんなわけで興味本位で手を出してしまったベース音源ですが紹介していきたいと思います!

EZbassってどんなことが出来るの?DAW付属のものとの違いは?

やれる事はたくさんあるんですが個人的に良かったところをいくつか紹介していきたいと思います。

音色も奏法での再現度も含めて音がリアル

ベース専用音源なだけあって奏法も指・スラップ・ピックの切り替えは勿論、ベース自体も明るくて抜けの良いModernタイプと、柔らかく温かいVintageの2種類から選ぶことができます。
それぞれに音色のプリセットは多数用意されているのでそこから選んでください。
ただ、アンプやエフェクトに関してはDAW側で別のプラグインを利用したほうがもっと良くなると思います。

早速ですが指・スラップ・ピックの奏法それぞれでEZbass内のMIDIを鳴らしたので聞いてみてください。

①指弾き

②スラップ

③ピック

音色は全てModernのCleanDIを使用していて、他のプラグイン等は使用していないEZbass単体での音です。
単体で聴いてこれだけリアルだと楽曲に混ぜたら打ち込みだって気づかれないんじゃないでしょうか…

専用エディターでの打ち込みが便利で簡単

こういったリアルな音源につきもののピック弾き指弾きスラップの切り替えや、ゴーストノート・ハーモニクス・スライド・ハンマリングプリングなどなど。こういった細かい奏法の切り替えって基本的にキースイッチを利用して打ち込んでいくんですが、これ結構面倒なんですよね。
色々な音源にそれぞれキースイッチがあるので、EZbassのゴーストのキースイッチって鍵盤のどこだっけ?なんていちいち確認するのも一手間です。

でもEZbassならそんなのいちいち確認しなくても良いんです…

実はEZbass内に専用のエディターがついていて、そこでMIDIを打ち込んでDAWに貼り付けることが出来るんですが、そのエディターがめちゃくちゃ優秀。さっき言ったような奏法の切り替えが簡単に出来るようになってるんです。

エディターの画面がこんな感じなんですけど、変えたいノートを選択して上部のメニューで画像のMiddleFingerってところを押すと…

こんな風に奏法が一覧で出てくるのでこれで選ぶだけです。
今指弾きの音色用のメニューになっていますが、ピック弾きの音色を選んでいると一覧が変わってピッキングのアップダウンが選択出来るように内容が変わります。
また、隣のスライドっぽいマークからは…

スライドも細かくニュアンスを変えて設定することが出来ます。

いちいちキースイッチ確認する必要もオートメーション書いたりする必要もないってそれだけで素晴らしいなって思いました。打ち込みが終わったらDAW上にドラッグして貼り付けるだけです。

ある程度専用エディターで打ち込んで最終的にDAW側で調整するとかその辺りは自分のやりやすいように打ち込んでもらうと良いと思います。

打ち込みに慣れてなくても安心な付属MIDI

ジャンルごと奏法ごとに様々なグルーブのMIDIが付属しています。

ただまあこういうMIDIって使いづらいの多くてなんだかんだ使わずに終わっちゃう印象あります。
フレーズは良いんだけどキーが合わないから結局打ち直すんだよなぁ…とか。

大丈夫です、ワンクリックでフレーズのキーが変えられるので曲に合わせて使えます!
いやほんと最近の音源って凄いんだな…

とまぁこんな感じでベースの打ち込みに慣れていなくてもMIDIを切り貼りしてなんとかなってしまうので、DTM初心者の方も安心して使えるんじゃないでしょうか。

DAW付属音源との違い

今まで紹介したもので違いは十分に分かる気はしますが、改めて。
まず細かい奏法の種類が違います。
使用しているDAWによって音源が違うので一概には言えませんが、StudioOneでは指・ピック・スラップでそれぞれゴーストノート・ハーモニクス・スライド等は出来ますがスライドにここまでの種類が用意されていたりすることはありません。
結局のところこういう細かいニュアンスを打ち込んでいくことでリアルさが出てくるので、いくら音色がリアルだったとしても生演奏っぽさが出ないんですよね…。

それと打ち込みのしやすさが個人的には一番大きいとこかなーと思います。
ベースに限らず打ち込みってやっぱり作業感があるので打ち込みがやりやすいってだけでありがたいです。

まとめ

今回紹介したのは本当にベースを打ち込むための基本的な機能だけです。
これ以外にも自分で弾いたベースをオーディオからMIDIに変換してくれたり、ドラムのMIDIファイルからベースラインを作ってくれたりと面白そうな機能がいっぱい。
この辺りの機能も使ってみて良さそうだったらまた紹介できればいいなーと思います。

最後におまけというか音色の項目で紹介した指弾きのMIDIにアンプシミュレーターをかけてドラムのトラックと合わせたものを用意してみたのでどんな感じか聴いてみてください。

ベース専用の音源はまだ持ってないよー!って人はとにかくオススメです。
今はベース音源っていうとTrilian・MODO BASS・EZbassの3択かなーなんて思いますが、打ち込みのしやすさも含めて考えると個人的にはEZbassが一番使い勝手が良いように思えます。