Superior Drummer 3 でのパラアウト・バウンスについて

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SuperiorDrummer3を導入してから作曲時に使用するだけじゃなくきちんとミックスをする機会があったので、パラアウトとバウンスについて記録しておこうかなと思います。
バウンスの機能を知ってからパラアウトは使わなくなってしまった。

パラアウトについて

SuperiorDrummer3のパラアウトは非常にやりづらい。
購入して最初にレビューした時にパラアウトのやり方についても触れているので詳しくはそちらをご覧ください。

簡単に説明すると、モノラルトラックもパン振ってステレオで出力して後からDAWでモノラルに分割するって作業をしてたんですが、手間が多くて面倒でした。

そりゃそうですよね、バウンスっていうそれ用の機能がついてるんだから知ってたらそっち使うよね…
というわけでパラアウトについてはあまり触れずバウンスについての説明に入りたいと思います。

バウンスについて

望んでいたのはこの機能だった…!!
何ができるかっていうとキックやスネア単体のオーディオファイルをそれぞれ出力してくれる機能ですね。
この機能がとても優秀で被りの音を別で出力したり、ステレオファイルはLR分割するかどうか選べたりと痒いところに手が届く優秀な仕様です。もっと早く気付きたかった。

バウンスのやり方

まずドラムトラックのMIDIファイルを用意します。

用意したMIDIファイルをSD3の画面下部にあるDrag MIDI song block here.と書いてあるところに放り込みます。注意点としてDAW上から直接放り込むことが出来なかったので一旦PCにMIDIを出力してからファイルを放り込むと良いです。

次に画像左上のTrackを選択するとメニューが出てくるので、その中の一番下にあるExport Song as Audio File(s)…を選択します。

するとバウンスメニューが出てくるのでここから詳細を設定していきましょう。

Generalの設定は24bitか16bitかの設定くらいです。
トラックを複数作ってる人はどのトラックをバウンスするかも選んでください。

重要なのがこちらのAdvancedの設定。
何を出力するのかの詳細をここで決めていきます。
それぞれのメニューについて簡単に説明していきます。

・Bounce Output Channels
これは個々のマイクではなくOutputチャンネルのみを出力します。
SD3内のミキサーを利用してある程度まとめたものを出力したい方はこちら。

・Bounce Microphone Channels
キックやスネア等を個別に出力したい方はこちら。
この中にも設定があるので紹介します。
・Split Microphone Channels by Close Mic Instruments
これはOHの出力の設定になっていて、これを選択したOHはBleed(かぶり)とシンバルの音を分けて出力することができます。
・Split close mic audio from bleed
これはBleedとCloseマイクを分けて出力する設定。
OH以外のキックやスネアにもBleedがあるので、これにチェックすると分けて出力されます。

・Force Enable ALL Bleed
全てのBleedが有効になります。
これをOFFにしているとOH以外はそもそも被りのない音で出力されるので、先程のBleedを分けて出力する設定を合わせて使うと便利です。
・Exclude ambience channels with no bleed enabled
これをONにしておかないとミキサー画面で有効にしていないBleedまで出力されるので、基本的にはチェック入れておくのがオススメです。

・Splits Stereo Microphones
OH等のステレオのトラックをL・Rで分けて出力する設定です。

必要に応じてそれぞれ選択して出力してください!
個人的には後から必要なければ消すのでとりあえず有効にしてるものは全て出力するようにしています。

バウンスが終わると以下のような感じでファイルが出力されるので後はDAWに放り込んでミックスしてください。

まとめ

早く気付きたかった機能No1のバウンス機能。
勿論内蔵のエフェクトも質が良いのですが、やっぱり使い慣れたものやもっと良いプラグインを使いたい!ってなると思うので、知っておくと便利な機能です。

SD3のレビューや音作りの記事も書いているので良ければそちらも併せてご覧ください!

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