【iZotope】耳コピや弾いてみた歌ってみたにも役立つRX8の使い方

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オーディオリペアツールとして有名なiZotopeのRX8ですが、Standard以上のグレードに含まれるMusic Rebalanceという機能について紹介していきたいと思います。

Music Rebalanceって何?

ミックス済の音源をボーカル・ベース・パーカッション・その他の4項目に分離させて楽器間の音量の調整をする機能になっています。自分で曲を作っていて元のトラックのファイルを持ってるのであれば必要ない機能なんですけどね。
で、これ音量を調節するだけじゃなくて楽曲からボーカルだけを抜き出したりベースだけを抜き出したりって事が出来るんです。
つまり…耳コピしづらいベースを聞く為とか、歌ってみたや弾いてみたで自分がやりたいパートを消して使ってみるとか、そういう使い方も出来るんです。

精度はどの程度なのか

過去にもベースを聞き取りやすくするソフトだとか、ボーカルを抜き出すソフトだとかあったような気がしますが…iZotope RX8の精度はどんなものなんでしょう。自分の曲でちょっと試してみたいと思います。

①元の曲(ボーカル・ギター・ベース・ストリングス・ドラムの構成)

②ボーカルのみ

③ベースのみ

④パーカッションのみ

⑤その他

完璧とは言えないですが良い感じじゃないでしょうか。
周波数帯域の被りでギターやベースのアタック音がパーカッションに入ってたり、ボーカルに近いストリングスが混ざったりとちょこちょこ問題はあるんですが、この辺は分離具合の調整が出来るのでそれで多少はなんとかなるかもしれません。
抜き取ったデータを使う!というより抜き取った残りを使う用途なら十分な品質かなと思います。
ベースに関しても音はモコモコしてるもののちゃんと抜き取れているので耳コピに便利ですね。

Music Rebalanceの使い方

早速Music Rebalanceを使ってみましょう!!

RX8を立ち上げて元になる曲を開きます。

開くと波形が読み込まれて右にずらーっと様々なメニューが出てくるのですが、その中からMusic Rebalanceを選んでください。

するとこんな感じのメニューが出てきます。
Qualityは品質でGood・Better・BestとありますがPCのスペックに問題がない限りBestで良いと思います。
隣のSeparationで分離具合の調整が出来ます。100に近づけるほど被りの少ない分離になる…はずなんですが違う音が混じることも勿論あるので聞きながら調度良いところを探してみてください。

Previewで確認しながら問題がなければSeparateを押すと4種類のファイルに分割されます。
確認の際にはフェーダー下のソロボタンを使うと便利です。

あとは分割されたものを左上のファイルからそれぞれ保存するだけです。簡単!

まとめ

RX8のうちMusicRebalanceについての紹介でしたが、オーディオリペアツールとしてのRX8には他にも様々な機能が含まれてます。ノイズやリバーブの除去や、圧縮されたオーディオファイルで失われた高域の再現などなど…あると助かる機能がいっぱい。
グレードが3種類あって今回のMusicRebalanceは真ん中のスタンダードから使える機能になります。

それと…歌ってみたや弾いてみたにも便利な機能だとは思いますが著作権のあるものに使用して公開するなんて場合は気をつけてくださいね…!
購入する場合には単体での購入よりもMusic Production Suiteというバンドルがちょこちょこセールの対象になっているのでそのタイミングで買うのがオススメです。
既にiZotope製品をなにか持ってる場合はクロスグレードが利用出来たりもするので公式も併せて確認してみてください。
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