左右の音像を広げるステレオイメージャーの使い方とその他TIPS

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ステレオイメージャーって皆さん使ってますか?ステレオイメージャー単品のプラグインはもちろん、MS処理出来るEQ等にもステレオ感を広げるためのつまみがついてたりと、実は様々なところで見かけるんじゃないでしょうか。左右に振ったギターやシンセ・ピアノ・ストリング等を更に広げてみたり、逆に広がりを抑えるのに使用したりと便利なプラグインなんですが、今回はそのステレオイメージャーについて紹介したいと思います!

代表的なプラグイン

●WAVES S1 StereoImager

●iZotope Ozone9 Imager

このあたりがよく名前を見かけるプラグインですかね。iZotopeは無料版の物もあるので持ってない人はこれを使用してみると良いかもしれません。
また、DAWによっては付属してるものもあるかと思います(StudioOneではBinauralPanというプラグインが付属しています)

個人的に使用している物はiZotope OzoneのImagerと、BrainworksのStereoMakerを使用しています。

iZotope Ozone9 Imagerの紹介

OzoneImagerの便利なところはImagerの帯域を指定できるところ。
低域を広げすぎるとぼやっとしてしまうので楽器にもよりますが低域は広げず残してあげるのがオススメです。
また、モノラルトラックのステレオ化やステレオトラックのモノラル化も出来るのが地味に便利です。
(無料版のOzoneImagerでは帯域ごとに使用することは出来ないようですが、モノラル→ステレオ化は出来ます)

Brainworks StereoMakerの紹介

こちらは画面がシンプルです。
StereoExpで広がりの調整と、Mono-Freqで選択した帯域以下をモノラル化できます。モノラルトラックのステレオ化をしたい時は個人的にこちらを使用していました。

イメージャー単体ではないんですが同じBrainworksのdigital V3というMS処理が出来るEQにも低域のモノラル化とステレオ感をいじれるStereoWidthがついてるのでこちらを使うことも多いです。

StudioOne BinaulPan

こちらはStudioOne付属のものです。広がりを調整できるだけのシンプルなプラグインです。
帯域ごとにかけたり低域をモノラル化したりは出来ませんが、StudioOneに限らずDAW付属のものがあればまずは試してみても良いかもしれません。

使い方の紹介

基本的には広げるか狭めるかだけなのでお好みになるようにどうぞ!って感じではあるんですが、こういう時に使うと個人的に良かったよ!っていうのを紹介したいと思います。

■基本的な用途
左右に振ったギターのバッキングやシンセを広げる時によく使ってます。
もっと目立たせたいけどこれ以上音量あげるとボーカルの邪魔になっちゃうな~っていう時に左右に広げてやると邪魔せずに存在感を出してくれるので便利です。色んなトラックにかけすぎると真ん中がスカスカでおかしな事になっちゃうので使いすぎには気をつけてください。

■リバーブ成分の調整
リバーブやディレイでの広がりの調整に使うのも便利です。音色は気に入ってるけどもっと広がりがほしいときや、逆に狭めたいときに使用してます。

■モノラルトラックのステレオ化
これは個人的にベースに使用することが多いです。音数の多い楽曲や、メタルのような左右にギターがパンパンに詰まっていてベースが抜けてこない!って時に試してます。
たまにベースのステレオ化についてリバーブやディレイでステレオ化…なんて話もありますが、音がぼやっとしてしまうのでイメージャーを使ってステレオ化するのがオススメ。
また、低域は広げないorあとから低域だけモノラル化するとスッキリします。

■低域のモノラル化
ギターやベース・ドラム等、低域のステレオ感を狭めたりモノラル化することでぼやっとした低域がタイトになるのでここ最近は必ずといっていいほど使用してます。MS処理の一貫で行っているのでBrainworksのdigital V3はすごくオススメです!

まとめ

挙げた使い方以外にも使い方次第で色々出来るんじゃないかなーとは思いますが、様々なジャンルで活躍出来るプラグインだと思うので、なんでも良いので1つあるととても便利です。
DAW付属のもの、なければiZotopeの無料のものを使用して、もっと色々出来たらなーと思ったときに有料のプラグインを買うぐらいで良いと思います。

>>>iZotope公式 OzoneImagerV2