アンプシミュレーターでのハイゲインサウンドとTS系オーバードライブの話

TIPS,ギターアンプシミュレーター

今回はハイゲインサウンドで定番として使われるTS系オーバードライブについて、アンプシミュレーター上でもかけたほうがいいのか?どんな効果があるの?ってところについて書いていこうかなと思います。

ハイゲインサウンドにおけるTS系ブースターの役割とは

HR/HM系ギタリストの足元に高確率で置いてあるあの緑のペダル…チューブスクリーマーを始めとした所謂TS系と呼ばれるオーバードライブペダルですね。

これが何でHR/HMのハイゲインサウンドで定番化し重宝されているかというと、程よく低域と高域を抑えてくれるので特にブリッジミュートした時の低域出過ぎ問題が解決されるというのが大きな理由の1つ。ベースと被ってしまいがちな低域がスッキリすることでよりタイトなサウンドになります。
オーバードライブとして使うというより通す事で得られるトーンの為にかけっぱなしで使用してる感じですね。

というわけで、一般的なブースターの使い方と違ってゲインアップが目的ではないのでゲインは0の状態で使うことがほとんどです。

勿論この使い方以外にも純粋にブースターとしてソロ用に使ったり、ゲインをあげて使ったりすることもあるかと思いますが、今回はハイゲインサウンドでかけっぱなしで使う用途に絞って書いていきます。

アンプシミュレーターに入っているTS系ペダル

定番で使われているのは確かにそうなんですけど、それは実機のお話。
今回はアンプシミュレーターのお話がメインなので、プラグインに内蔵されたTS系ペダルについて見ていきたいと思います。

内蔵のペダルで同じような効果がそもそも得られるのかってところは気になるところだと思いますので、早速比較していきたいと思います。
今回は2種類のアンプシミュレーターを使用した、TS系ペダルを通した場合と通してない場合の比較です。
通常ならTSペダルを通すことを踏まえて音作りをするんですが、比較なので今回はアンプのセッティングは変えずに試してみました。

Amplitube5のTS系ペダル

Amplitube5からは画像真ん中のOVER SCREAMです。
アンプはDIEZEL VH4シミュを使用しました。

1.アンプ直

2.OVER SCREAM使用

アンプへの入力音量も変わっているので歪み方も変わってますね。
低域は抑えられているものの高域のジャリっとした感じが目立つのでTONEは少し絞ってもいいかもしれません。
OVERSCREAMの設定は画像の通りでゲイン0ボリューム&トーンはMAXです。

Neural DSP Archetype: NollyのTS系ペダル

こちらは特に名前がついてるわけでは無いですが緑のOD1

1.アンプ直

2.OVERDRIVE-1使用

こちらはAmplitube5と違って歪み方はそこまで大きく変わりませんでした。
若干高域のシャリシャリ感が気になります…
設定はゲイン0、ボリュームMAX、トーンは若干絞って3時くらい。

Plugin Alliance GreenScreamer

こちらはペダル単品のプラグインです。
先程のNeuralDSPのアンプ直のサンプルにこれをかけてみました。

NeuralDSPのOVERDRIVE-1よりも個人的にはこちらのほうが好みです。
設定はゲイン0、ボリューム&トーンMAX

比較してみての感想

アンプ側もTSペダルを挟む前提でちゃんと調整してやればTSペダルを挟んだほうが扱いやすい音だなーと思いました。低域もぼわっとしたところが抑えられてHR/HM系で定番になってるのも納得だし、実機じゃなくてプラグインでもちゃんと効果あるんだなーって分かって良かった。

実機だとデメリットとして音痩せがーとかノイズがーって問題も物によってありますが、プラグインだとその辺りはあまり関係ないのが良いとこですね。
ただ、通すとやっぱりキャラクターは少し変わっちゃうし低域を抑えるだけなら別の方法もあるので絶対コレがいいよ!とまでは言わないですけど、定番の小技として覚えておくと使えるんじゃないかなと思います。

まとめ

アンプシミュレーターのプラグインのほとんどにTS系シミュレートの緑のODは入ってると思いますが、これも当たり前なんだけどプラグインによって違うんだなーって良くわかりました。
たまにブースターだけでも実機にすると音のクオリティーが上がるよ!って話も聞くので、近々その辺りも試してみたいところです。

試すならHR/HMで定番のMAXON OD808かなーなんて思ってますがしばらくはどれ買おうか色々調べてみようと思います。